緩和ケア病棟の求人について

緩和ケア病棟の求人数

現在、緩和ケア自体がとても必要とされています。その一方で、対応施設はまだまだ少ない状況です。
日本ホスピス緩和ケア協会が発表している数値によると、2020年の緩和ケア病棟入院料届出受理施設の数は全国に371施設、病床累計は7660床です。
病院や病床が少ないということは、求人数も少ないということにつながります。
緩和ケアに従事したい看護師にとっては、選択肢が少ないという厳しい現実があるのです。
ですが、緩和ケアは今後大きく広がっていくことが予想されます。
求人数が少ないと悲観的になる必要はありません。
緩和ケアに携われるその日まで、さまざまな看護スキルを磨いておくと良いでしょう。
また一概に緩和ケア病棟でなければできない訳ではありません。
がん患者のいる病棟であれば緩和ケアを実践することはできます。
万が一、緩和ケア病棟の求人が見つからない場合には、緩和ケアを行える病院を探してみるのも一つの手段かもしれませんね。
緩和ケア病棟に近い働き方を看取り可能な老人ホームなどの施設でできる場合もあります。
もし病院にこだわらないのであれば、施設の求人もチェックしてみると運命の職場にたどり着くかもしれません。
はじめに紹介した日本ホスピス緩和ケア協会は、がんなど生命を脅かしかねない疾患にかかってしまった患者とその家族の生活の質を向上させることを目的に、保険・医療・福祉関係者へ呼びかけ、ホスピス緩和ケアの質を向上させたり、啓発を行なったり、普及させたりしようとされています。

HPでは緩和ケアについて知られるだけでなく、看護師として緩和ケアを行うための研修を受けることもできます(専門的緩和ケア看護師教育プログラム)
また他団体が行うセミナーも紹介してくれるので、本格的に学びたいと考えている方は一度のぞいてみても良いかもしれません。

日本ホスピス緩和ケア協会

緩和ケア病棟での仕事内容と求人の探し方

先に述べたとおり、緩和ケア病棟の求人は通常の看護師求人と比較すると少ないため、探すのはなかなか大変です。
「緩和ケア病棟の求人」と一言で言っていますが、ここでのお仕事は一体何をするのでしょうか?
大前提として、施設ごとに設定されている方針により仕事内容は大きく変わります。
でも基本は「治癒」が目的の医療行為は積極的にはしません。
患者が感じる痛みや不快な症状を鎮めるためのケアを行います。
具体的には、疼痛コントロールに栄養管理、褥瘡の予防やケア、胸水や腹水の管理など。患者との会話や様子から、毎日の看護を行なっていくのです。患者が亡くなったときに行う死後ケアも業務の一環です。仕事の進め方で特徴的なのは、チーム医療が重視されること。
チームに含まれるのは、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・臨床心理士・医療ソーシャルワーカー・看護職などです。チームでカンファレンスを積み重ね、患者の体調・病状によって日々変化するニーズに合わせてヘア方針を決定します。
このような緩和ケア看護師という仕事を、患者やそのご家族に寄り添いながら行ないたい方には、あらゆる病院の求人を扱っている転職サイトを利用してみることがオススメです。
ハローワークや転職情報誌には出ていないような求人も多数掲載されていて、しかも病院の詳しい情報まで知ることができます。特に緩和ケア病棟のように数が少なく、自力で求人を探し出すことが難しいような場合に転職サイトは大きな力を発揮します。
看護師用の転職サイトはいくつもあるのでどこのサイトにすればいいか悩む方もいることでしょう。
一つのサイトに絞る必要はないので、とりあえずいくつか登録してみて、相性が良いと感じたサイトを選ぶと間違いないと思います。
もし転職サイトを利用するのが初めてで不安があるのであれば、手厚いサポートに定評がある「レバウェル看護」を選ぶといいでしょう。
圧倒的な求人数があるので、元々の件数が少ない緩和ケア病棟の求人に出会えるチャンスがあります。
また、面接対策など手厚いフォローがあり、忙しい看護師も納得のいく転職活動ができるサイトです。

緩和ケア病棟の求人について

転職サイト「レバウェル看護」をオススメする理由

「レバウェル看護」をオススメするには理由があります。
ざっくり項目を挙げてみると、こんな感じです。

  1. 求人件数が圧倒的
  2. 非公開求人も盛りだくさん
  3. キャリアアドバイザーからの手厚いフォローがある

理由を1つずつ、詳しく見てみましょう。

(1)求人件数が圧倒的
全国の求人件数は常に12万件を越えています。ときには16万件にまでなることも。その中から探せるので、一人ひとりの希望に沿った求人に出会える確立も高くなります。病院・施設内部の人間関係や雰囲気などをしっかり伝えてくれるのも良さの1つです。おかげで入職後のミスマッチも起こりにくい状況が生み出されます。
(2)非公開求人も盛りだくさん
非公開求人も数多く持っています。あるだけでなく、求人の質も良いと評判です。出された求人を見ても、「ここはちょっと…」と敬遠したくなるようなこともないようです。
(3)キャリアアドバイザーからの手厚いフォローがある
看護師一人ひとりに、専任のキャリアアドバイザーがついてくれます。これまでのキャリアについて棚卸しをしたり、そこから強み・弱みを一緒に考えたり。加えて希望を聞き、次の就職先として絶対に譲れないこと(MUST)と叶った方が嬉しいけれどないならないで良いもの(WANT)を一緒に分けていってくれます。ここから派生して、これからのキャリアもしっかりと描けるようになるのです。また、面接対策をしてくれるのもポイント。仕事なら大丈夫だけど、面接となるとうまく話せないという看護師さんも難なくクリアできる対策を練ってくれます。

たくさんの希望求人を見ながら、看護師としての自分も見つめることができる。それが「レバウェル看護」です。転職をしたい看護師は、一見の価値があると思います。

レバウェル看護

SPECIAL TOPICS

  • おすすめ記事

    緩和ケア病棟の求人について

    緩和ケア病棟の求人について

    緩和ケア病棟の求人は、一般病棟に比べ決して多いとは言えません。だからといって、緩和ケア病棟で働くことをあきらめるなんてもったいない!こちらでは理想どおりの働き方をするためにオススメな求人の探し方について紹介しています。効率よく就職活動をするために、是非ご活用くださいね。

    続きを読む

    おすすめ記事
  • おすすめ記事

    緩和ケアとホスピス

    緩和ケアとホスピス

    緩和ケアが求められる代表的な職場といえば「ホスピス」。そこでホスピスとはどういったところなのかということについて説明しています。また多くの人が疑問を抱いている、緩和ケアとホスピスケアの違いについても言及しているページです。

    続きを読む

    おすすめ記事
  • おすすめ記事

    緩和ケア認定看護師になるには

    緩和ケア認定看護師になるには

    現在、緩和ケアに従事している看護師さんも、これから緩和ケアの仕事に携わろうかとお考えの方も要チェック!緩和ケアのスキルを高められる認定看護師のことについてお話しています。認定看護師になるにはどうすればいいのか、緩和ケア認定看護師になるメリット、新制度についての分かりやすくご紹介。資格取得のバイブルとしてご活用ください。

    続きを読む

    おすすめ記事
  • おすすめ記事

    がん患者と家族を支える

    がん患者と家族を支える

    緩和ケアについて、看護師さんにとって役立つ情報であるのはもちろんのこと、一般の方が読んでも分かりやすく内容でお届けしています。「緩和ケアってどういった看護内容なのか?」「日本には緩和ケア病棟がどれくらいあるのか?」「がん患者を救う緩和ケアとは?」などの疑問を解消することができるページです。

    続きを読む

    おすすめ記事